Photoshop でイラストのメイキング動画を録画する方法

読了目安 6 分

メイキング動画では、作品が完成するまでの過程を見せます。PSFlow で描き始める前に録画を開始し、終了後にビデオワークベンチで編集して MP4 に書き出します。Photoshop の操作画面は動画に映りません。

Photoshop CC2020 以降と Windows 10+ または macOS が必要です。PSFlow は有料プラグインで、永続ライセンスは 15.90 米ドルの買い切りです。録画方式を選びたい方はタイムラプスのガイドも参照してください。

キャンバスだけを記録する

画面録画はツールの説明に便利ですが、パネルと表示の移動も残ります。早送りでは頻繁なズームが見づらさにつながります。PSFlow は文書を捉えるため、細部を拡大して描いても出力は作品の範囲を保ちます。

録画から書き出しまで

  1. PSFlow をインストールし、Photoshop を再起動してパネルを開きます。
  2. 最初の一筆より前に Record を押します。
  3. 普段どおり描きます。パネルを閉じても録画は続き、変化がない間は同じフレームを追加し続けません。
  4. Stop を押し、History の記録から Play を選んでワークベンチを開きます。
  5. プレビューして先頭・末尾をトリミングし、不要なフレームを除外します。必要な工程を消していないか確認します。
  6. 長さ、比率、解像度を設定し、標準または高品質の MP4 を選びます。名前と保存先を指定して書き出します。

作品に合わせてテンポを作る

大きな形が現れる段階と、細部を繰り返し調整する段階は同じ長さで見せる必要がありません。草描き、着色、陰影、完成の要点を残します。イントロとアウトロもプレビューして調整できます。

  • 横長の作品紹介はまず 2–5 分を試し、内容に応じて短くします。
  • 縦長の短編は 15–60 秒を出発点にし、冒頭で完成図を少し見せます。
  • ポートフォリオなら 60–90 秒の要点版も選択肢です。これらは編集の目安で、プラットフォームの制限ではありません。
  • 完成図を最後に数秒残し、見てもらう時間を作ります。

書き出し設定と最終確認

  • 共有には MP4。標準品質から始め、細線やグラデーションを確認して高品質も試します。
  • 1080 プリセットは短辺を表します。十分な素材なら 16:9 は 1920 × 1080、9:16 は 1080 × 1920。小さな素材は拡大されません。
  • 同じ記録から横長と縦長を別々に書き出せます。主役や署名が切れないかそれぞれ確認します。
  • 保存用にはロスレス MKV。JPEG 自体の圧縮を避けるには、録画を始める前に PNG を選びます。
  • 保存した動画を開き、最初の画像、最後の一筆、色、構図を確認してから公開します。